新訳 日本の歩き方

独身気ままに全国各地を3つのテーマに沿って旅をします

〔裁判所〕浜坂 浜坂簡易裁判所

この連載の大きな山を越え正直気が抜けていますが、小ぶりながらもネタがちょこまか散りばめられているエリアってのもなかなか魅力はあるものですわな。
今回はそんな回ですね。


この記事は、
連載『大型連休のトラウマは大型連休で払拭すべし』の一部です。
前後の繋がりなどは、下記、目次からご確認ください。

目次
0-〔導入〕目次と冒頭解説
1-〔裁判所〕小浜 福井家庭裁判所小浜出張所/小浜簡易裁判所
2-〔旅行記〕小浜~峰山
3-〔裁判所〕京丹後 京丹後簡易裁判所 
4-〔旅行記〕天橋立~伊根~浜坂
5-〔裁判所〕浜坂 浜坂簡易裁判所 ←今ココ
6-〔旅行記〕浜坂~倉吉~由良~若桜

 

 

裁判所のHPによると、浜坂簡易裁判所へは「JR山陰本線浜坂駅西徒歩7分」とのこと。

f:id:boutyou-works:20180929191915j:plain

という訳で、JR山陰本線「浜坂」駅からスタート。

hutuu-trip.hatenadiary.jp

 

 

本当に人のめぐり合わせに恵まれているなぁと思うんですが、前の会社でよく飲んでいた先輩が今回紹介する浜坂出身だったんですよ。
まぁ僕も「浜坂=裁判所があるとこ」くらいの認識しかなかったのですが、今まで知っている人がいなかったのかえらく喜んでくれましてね。それと同時にあの何もねぇ町、なんで知ってるの?と怪訝な目で見られた訳なのですが。

f:id:boutyou-works:20180929191912j:plain

何もないとは何をご謙遜を。温泉海水浴文学散歩といろいろあるじゃないですか。文学散歩というイミフなものが3つめに来ている時点で、ネタ切れ感満載なのかもしれませんが、まぁ温泉さえあれば正直どうとでもなります。

f:id:boutyou-works:20180929191909j:plain

駅前です。看板がドーンと建って、正面を進む道の両脇に店がドンドンとあれば、それっぽい感じはするのですが、裁判所に進むへ進んでみると

f:id:boutyou-works:20180929191907j:plain

お茶屋さんはあるものの、駅から5mで民家が続きます。いいですねぇ、やっぱこのブログはこうでなくちゃ。観光地だけが町巡りじゃねぇぞ。

f:id:boutyou-works:20180929191904j:plain

いやぁいいですなぁ。家具センターといいながら、家具の選択肢が狭そうなところがいいですなぁ。個人商店が淘汰されていく現代においてこのように存続できているというのは、一定のニーズがあるのでしょうな。一定だとは思いますが。

f:id:boutyou-works:20180929191951j:plain f:id:boutyou-works:20180929191949j:plain

歩道橋が見えてきたら、に踏切がありますので渡ります。この歩道橋、踏切を越えるためにあると思うんですけど、そんな1日に電車も通らんのに必要なのか謎です。

f:id:boutyou-works:20180929191946j:plain f:id:boutyou-works:20180929191944j:plain

踏切を過ぎますと、こういった看板もありますので左斜め前方に進んでください。

f:id:boutyou-works:20180929191941j:plain f:id:boutyou-works:20180929192029j:plain

右前方にプールみたいなものが見えたらそれが目印、この交差点をに曲がります。この交差点の一角の建物はなんじゃろなと見てみると

f:id:boutyou-works:20180929192026j:plain

「B&G海洋センター」とあります。ここ僕全く知らなかったのですが、体育館やプール、ボートハウスなどの公共スポーツ施設で、全国471ヶ所もあるとのこと。(みんな知っていた?)
なんと僕が今住んでいる市にも、ボートハウスのみとしてありました。ここ浜坂のはちょっと外見はあれですし、コーンも立っていますが一応稼働しているみたいです。

f:id:boutyou-works:20180929192023j:plain

「”すこやか広場”を無くするな!!」という貼り紙。この海洋センターの近くの広場のようです。このプールにしても、広場にしても、スポーツが盛んな場所なんですねという感想でもって「無くするな」と不思議な日本語についてはスルーすることにしましょうか。

f:id:boutyou-works:20180929192021j:plain

この旅の中の、小浜を散策する中で、

hutuu-trip.hatenadiary.jp

この犬フン看板の人間つきを見たことがないと言ったのに、同じ旅中に見つけてしまった。日本海側でのみ見ることができるようです、とか訂正しておこうかね。俺は誤りの指摘をすぐブロックで対処するTwitter野郎と違って、きちんと謝罪と訂正をしていくで。

f:id:boutyou-works:20180929192018j:plain

体育館はともかく相撲場といった珍しい看板の一つに裁判所への道のりが書かれています。

f:id:boutyou-works:20180929192108j:plain f:id:boutyou-works:20180929192105j:plain

本当に地域住民の人しか使わないような道なので見落としがちですが、裁判所への看板があり、奥に鳥居が見えたらその交差点をに曲がります。

f:id:boutyou-works:20180929192103j:plain

左に見える、このなんとも古めの建物は検察庁。その正面に、

f:id:boutyou-works:20180929192100j:plain

この関西の一部で使われている青い看板がありますので、そこが目的地です。

 

 

f:id:boutyou-works:20180929192058j:plain

f:id:boutyou-works:20180929192155j:plain

到着~!!
だいたい徒歩で7分くらいでしょうか。
なんでしょう、町全体ではそんな雰囲気をだしていなかったのに、急に謎のデザイン性を持ち出してきています。全国的にも珍しい作りな気がします。

f:id:boutyou-works:20180929192153j:plain

地図で見るとこんな感じです。短い時間の割に曲がるポイントは多いし、細い道も多いので気をつける必要ありです。

 

と、ここで、上記の地図をじっくり見てくれた人、もしくは過去にこの裁判所に行ったことがある人にとっては違和感を覚えるかもしれません。

f:id:boutyou-works:20180929192151j:plain

町の看板通りに来たので、間違いではないんだろうけど、こういう風に行った方が近くない?と。僕も事前に地図を見た時にはこのルートで行くもんだと思っていたので、看板の表記には正直戸惑いました。
なので、このルートでも行ってみましょうか。

f:id:boutyou-works:20180929191949j:plain

踏切まで戻ってきました。踏切を渡って、先ほどは左前方に進みましたが、今度はに進みます。

f:id:boutyou-works:20180929192148j:plain

数十メートルでこのような分岐となりますので、これを左前方に進んでいきます。

f:id:boutyou-works:20180929192146j:plain f:id:boutyou-works:20180929192247j:plain

そして、最初の交差点でに曲がります。目印などは特にありません。この比較的新しい家が、いつまでも建ち続けてくれることを願うばかりです。そんで100mも歩けば、

f:id:boutyou-works:20180929192244j:plain

先ほどと同じく青い看板が見えますので、無事ゴールという訳ですな。

f:id:boutyou-works:20180929192151j:plain

もう一度同じ地図を。
このルートだと5分ほどで行くことができますね。ただ、やはりいかんせん目印がなくて、あんまり薦めにくいということでしょうかね。
裁判所としても「○○さんのお宅を左へ」とは言えないでしょうし。まぁ少しでも町の特別なものに触れることができたので、遠回りルートもよしとしますか。


さて、長々と連載をしてきましたこのGWの北近畿周遊も次回が最後。
マニアックな電車ルートあり、国民的なアニメの聖地ありと盛りだくさんですので、お次の記事もお楽しみいただけたら幸いです。

 

 

hutuu-trip.hatenadiary.jp