新訳 日本の歩き方

独身気ままに全国各地を3つのテーマに沿って旅をします

〔裁判所〕吉野川 吉野川簡易裁判所

それはまぁ確かに車より徒歩の方が大変ですよ。それは一点の反論の余地がないものだとわかっていますよ。
でも、車は車でね、普段そんなに慣れていない人にとっては大変ってこともあるんですよ。

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初めて来た土地で、一通でもないのにこんな道が多くなってきた徳島編。遍路は車でも裁判所はいつも通り徒歩でお届けします。


この記事は、
連載『霊的現象も命懸けも四国遍路の魅力なり』の一部です。
前後の繋がりなどは、下記、目次からご覧下さい。

目次
0-〔導入〕目次と冒頭解説
1-〔裁判所〕鳴門 鳴門簡易裁判所
2-〔お遍路〕1番札所 霊山寺
3-〔お遍路〕2番札所 極楽寺 ~ 5番札所 地蔵寺
4-〔お遍路〕6番札所 安楽寺 ~ 10番札所 切幡寺
5-〔裁判所〕吉野川 吉野川簡易裁判所 ←今ココ
6-〔お遍路〕11番札所 藤井寺 と地獄の始まり
7-〔お遍路〕12番札所 焼山寺
8-〔お遍路〕13番札所 大日寺 ~ 17番札所 井戸寺
9-〔裁判所〕徳島 徳島地方裁判所/徳島家庭裁判所/徳島簡易裁判所
10-〔お遍路〕18番札所 恩山寺 ~ 20番札所 鶴林寺
11-〔裁判所〕牟岐 徳島家庭裁判所牟岐出張所/牟岐簡易裁判所
12-〔お遍路〕21番札所 太龍寺 ~ 23番札所 薬王寺 と24番札所 最御崎寺まで


裁判所のHPによると吉野川簡易裁判所へは「JR徳島線阿波川島駅下車北東徒歩10分」とのこと。

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という訳でJR徳島線「阿波川島」駅からスタート

 

hutuu-trip.hatenadiary.jp

 

 

私、今34歳なんですけどね、自分でも34歳がやることじゃないって分かっててやっているんですけど、お風呂の湯船の中で「裁判所の名前いくつ言えるかな」というアミューズメントに興じることがあるんすわ。
昔は地方裁判所とその支部の253ヶ所のうち220ヶ所くらいは熱いお湯のプレッシャーにも負けず言えていたんですけど、最近は減少気味。そして今のブログのように簡易裁判所も全てとなると覚える量が倍近くになりますし、駅名と裁判所の名前が違ったりすると難易度がぐっと上がります。
その点では今回の吉野川簡裁は覚えていられるかというハードルはかなり高いのですが、ある意味印象には残った場所となりました。

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阿波川島駅です。徳島駅から、特急で20分ほど、各駅でも40分程度で着く場所なので、徳島への通勤通学にも便利そうです。この阿波川島駅からさらに奥の方へ5駅ほど進むと徳島地裁美馬支部がある穴吹駅があるので、裁判所は割と多いエリアといえるかも知れません。

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近くに高校でもあるのか、学生も多くいて利用客の多い駅なのかなと思っていると、

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売店と思われる場所はいつからか分かりませんが閉まっていました。

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駅前はこんな感じで家が結構建っていますが、それ以外は特に印象に残るものはありません。この道を真っ直ぐ行きます。

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振り返って駅舎です。なんかちょっとした家みたいで可愛らしい外観です。2010年までは駅員配置があったようですが、今では無人駅となっています。


てくてく歩いていると、普通のお宅の前に

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布教活動をお断りという看板を発見。なかなか珍しいなと思っていたら、

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幸福の科学川島特別支部というのがこの通り沿いに建っていました。S価の事務所は撮影中に何回か見たことあるけれども、幸福の科学は初めてかもなぁと思い今、パソコンでいろいろと調べていたら、驚くべき事実が。
幸福の科学の創始者である大川隆法氏はここ吉野川市(当時は麻植郡川島町)の生まれとのことでした。そりゃあ特別支部も作られるし、近隣住民からそういった反応する人もいるわなぁ。
撮影時はその事実を知らなかったので、その日は見つけることができなかったのですが、「大川隆法生誕の地」というのがGoogleマップ上に表記があり、駅から30分ほど歩いた場所には

shoja.jp

静舎と言われる生誕館がありました。建物もなかなか立派ですし、ホームページもしっかりと作られていました。お遍路で徳島を巡っているときに、幸福の科学の聖地にたどり着いてしまうとは…。


もう一つだけ掘り下げます。
幸福の科学を母体としている政治団体、幸福実現党というのがありますが、この徳島県内の得票率はいかがなものなのかというものです。あらゆるものは出身地、聖地はやはり支持されているものですが…と探しているとこんなサイトを発見。

todo-ran.com

2013年に実施された参議院比例代表選挙においてですが、幸福実現党は全国での得票率は0.36%だったそうなのですが、徳島県ではなんと1.02%も獲得しているのです。やっぱりそういう効果はあるんですね、勉強になりました。
この結果でなかったら、あえて掲載はしませんでしたけどね。


さて、裁判所への道に戻ります。

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突き当たりが電気屋さんになっている交差点に曲がってください。
なんか前回の記事から細い道を進む機会が増えていますが、四国は本当にこういった道が多いですからね。それでいて、やや運転が荒い気がするので困るんだな。

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最近、こういう食料品店を見るとほっこりするようになりました。ただ、こういう店は品揃えが寂しくなってるケースが多いんですが、ここはしっかりしていてまだ地元の方の支持を得られているんだなと思い、またほっこり。ちなみに何故か卒塔婆の取り扱いもあるそうです。

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ニット製品の製法工場「吉岡ランジェリー」さん。どんな会社さんかなと思い、ググッてみたら、まさしくなものもヒットしたのですが、女優・吉岡里帆さんのランジェリー姿も多数ヒットしたので、しばしの間下書きを止めてしまいました。

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旅館の駐車場にたむろしていた猫たち。目つきは鋭いですが、こっちが近づいたらあちらかも近づいてくれるくらいには人に慣れているようでした。

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大きい道路に出ましたら、そこをに曲がります。車はなかなかに通っていました。

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その交差点の付近には「空海の光 美術館」「巡礼の駅」「café 聖」と何を信用したらいいかわからない建物がありましたが、その日はやっていなかったのでスルーで。

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少し歩けば、このように裁判所への曲がりを案内する看板があります。左に走っている、すげぇ量の木材を運んでいるトラックに目が奪われますが、見るのは上です。みんな丸太は持ったか!

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ちょいと急な坂を登りますが、登った先に目的地があります。

 

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到着~!!
坂の上にあるので、正面に回り込んで撮ることなどできなく側面でごめんなさいね。
所要時間は10分程度ですかね。

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地図で表すとこんな感じ。基本迷う要素はないと思いますが、最後の急な曲がり角だけは上を見ていないと見落とす可能性ありなので注意ですね。

 

これにて遍路、裁判所撮影と初日の行程は終了。
車で徳島市内のホテルへ向かいます。

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お昼は結局、地蔵寺の前で買ったういろうだけで済ませたので、夜はうどんと揚げ物をいくつか。一番奥にあるのは徳島県らしいワカメの天ぷら
地元のものをしっかりとって、大変な行程である明日へ向け早めに休んだのでした。