新訳 日本の歩き方

独身気ままに全国各地を3つのテーマに沿って旅をします

〔裁判所〕京丹後 京丹後簡易裁判所

それにしても今年の日本の自然災害っぷりはなんなのでしょうか。台風が連続して来すぎているせいで、中四国地区の豪雨大阪での震度6地震などの記憶が薄れつつある気がします。
これをいいこととは言いたくありませんが、電車やら会社やらが早めの判断が出来るようになりましたよね。私も本日は休みとなりました。医療機関その他、全てという訳にはいかないのでしょうが、少しでも、働くと、日々の生活のバランスがとりやすい社会になるといいですね。


あ~あ、早くAmazon来ねぇかな(嘘ですよ)


この記事は、
連載『大型連休のトラウマは大型連休で払拭すべし』の一部です。
前後の繋がりなどは、下記、目次からご確認ください。

目次
0-〔導入〕目次と冒頭解説
1-〔裁判所〕小浜 福井家庭裁判所小浜出張所/小浜簡易裁判所
2-〔旅行記〕小浜~峰山
3-〔裁判所〕京丹後 京丹後簡易裁判所 ←今ココ
4-〔旅行記〕天橋立~伊根~浜坂
5-〔裁判所〕浜坂 浜坂簡易裁判所
6-〔旅行記〕浜坂~倉吉~由良~若桜

 

裁判所のHPによると、京丹後簡易裁判所へは「京都丹後鉄道峰山駅西口から徒歩15分」とのこと。

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という訳で、京都丹後鉄道宮津線「峰山」駅からスタート。

 

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冒頭に少し災害の話をしたので、最初だけ少し話とルートの寄り道。

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これから向かう裁判所からさらに奥に15分ほど歩いたところに、丹後震災記念館という建物があります。


1927年3月7日、18時27分39秒、京都府丹後半島の北部を震源とするマグニチュード7.0地震が発生しました。兵庫県の豊岡市、京都府の宮津市、そしてこの峰山町(現、京丹後市)が震度6を記録しました。峰山町、網野町、与謝野町旧加悦町地区、同町旧岩滝町地区で、家屋倒壊率は70% - 90%に達し、また時刻が夕刻ということもあり炊事の火や暖房を原因とする火災が発生しました。
峰山町は住宅や織物工場など家屋の97%が消失、人口に対し死亡率はなんと22%にも達したという大きな被害を出してしまいました。

 

丹後震災記念館は1928年に竣工しましたが、2012年に現在の耐震基準を満たしていないというなんとも皮肉な理由で建物内への立ち入りが禁止されました。

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誰もいないこんな細い道を経ての到着だったので、中に入れなかったのは残念ですが、震災大国であるが故、どうしても記憶が薄れがちなので、ここで起きた被害とその教訓を今後も伝え続けてもらいたいものです。

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建物はもはやこんな状況ですが、ホント残しておくべきだと思います。
ちなみに震災記念建築物というのが他に東京都墨田区岐阜市にあるようです。墨田区のは1923年の関東大震災。今も現存じているようですが、実家が近所なのに知らなかった…。岐阜県のは1891年に発生した濃尾地震というもの。国の登録有形文化財としてこちらも現存しているようです。


さて裁判所に向かうとしましょうか。

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前回同様峰山駅です。中心駅としてはいささか寂しい作りな気もしますが、利用者は結構多かったです。

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さすがに京丹後市の中心地区ということで、市役所やら消防、税務署、労働基準監督署まで様々なものが建っています。裁判所へは右の西出口から出ます。

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駅前です。車はやたら停まっています。地方都市でよく見る光景ですが、駅の待合室に人がいっぱいいたとしても、家からの車を待っていたりするので、実際歩いている人はほとんど見ることはありません。ここもそんな感じです。やや自転車の高校生がいるくらいかな。

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目の前の道をに進んですぐに交差点がありますので、それをに曲がります。説明わかりにくいかもですが、駅を背に真っ直ぐ進む感じです。

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道はこんな感じ。ガードレールのない道を進んで行くのでお気を付けて。

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俺の母親も通っているでお馴染みカーブス。こんなところにもと思うけど、地方都市こそ車ばっかで運動する機会が少ないんだから地方都市こそあったほうがいいと思っている。しかし、それでは採算が取れなかったりで、建前と商売ってのは難しいものです。

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峰山税務署。こういった旅をしているとたまに税務署を見ることはあるけど、自分の用事としては行ったことはないですね。
ふと全国に何軒あるのかなと思い軽く調べたところ、正確な数は調べきってないけど裁判所の1.5倍くらいはありそう。今のところ訪問をブログにしている変わり者はいなそう。変わり者は裁判所だけで結構です。

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ハローワーク。例によって求人を見ていたのですが、一番響いたのは僕も聞いたことがある気がするとある酒造メーカーの酒作り全般の作業に携われるパート業務でしょうか。
職に就いている身としてこういうサイトを見るのは微妙かもしれませんが、その土地ならではの求人などがあるので、たまに見てしまいます。

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いろんな料理屋には行っていますが、いまだ行く機会に恵まれない割烹。まぁ俺だって33歳ですし、その気になりゃ割烹の一つや二つと思っていたところ、

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駐車場のバーが竹で出来ている!こんなお洒落なところはとてもとても…。

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道の左側を歩いていればいずれ、この看板が見えてくると思います。へ曲がります。決して子ども園に興味があるわけではありませんよ。

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ちょいとした坂を登ります。で矢印をつけたものが目的地になります。手前からは行けないのでから回り込みます。

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坂を登りきって、この分かれ道が来たらに進めばに見えてきます。

 

 

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到着~!!
若干坂の途中となっているので、真っ直ぐ撮るのに少し苦労しました。それ以外の写真でたまに斜めってるのがありますが、それは単に僕の姿勢が悪いだけです。
徒歩10分強ってところですかね。

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地図だとこんな感じ。ほぼ真っ直ぐですが、最後の曲がるポイントは看板を見つけないと見落とす恐れもあるので気をつけて

 


なんやかんやで初日の撮影を終えて、本日の宿泊地である天橋立へ。
翌日こそがこの旅最大の山場であるバス移動。明日の決戦を前に高鳴る胸の鼓動は不安か、期待によるものなのか…。そんなことを考えることもなく、普通に2ch見たり、ツイッターで意味のないつぶやきをしながら、出発の早い朝に備えて眠りについたのでした。


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